これまでとこれからも
政治家(議員)になった動機(きっかけ)は?
中心市街地出身の市議会議員が引退されるとのことで、その方から引き継ぎの打診があったのが直接のきっかけですが、私自身、子どもたちをはじめとする政治的弱者の声を政策に反映してもらいたいと感じていたのと同時に、生まれ育った中心市街地の発展に寄与したいという思いから政治家への道を志しました。
政治家(議員)として心掛けているところ
一つのことについて多角的に見る目を養う。そのために様々な方からのお話をじっくり傾聴すること。
政治家として遣り甲斐を感じることは?
皆さんから集めた意見を政策に反映できた時にやりがいを感じます。
力を入れている(入れていく)政策は?
子ども・子育て支援
中心市街地周辺再生
SDGsのまちづくり
環境保全(動物愛護など)
政治家にならなかったら何になりましたか?
子どもや青少年の自立支援をするNPO活動を引き続きやっていると思います。
有権者(特に若い方達)へのメッセージをお願いします
私はこれまで、家庭の事情で高校進学をあきらめている中学生や、不登校の児童生徒、発達に課題を持ち社会になじみづらい若者たちが自分たちの道を自分らしく歩むことができるよう支援する活動をしていました。政治についてはほとんど興味も関心もありませんでした。自分の生活は政治とは関係のないものとすら感じていました。けれども、子どもや若者たちの支援をしていく中で、彼らのふるさとに対する感情や思い、大人たちへの不満などを細かに聞いていくにつれ、「こうした人たちの思いをどうにかして伝えたい」と感じるようになりました。そして今、市議会議員として始動したわけですが、これまで自分たちの生活とかけ離れているように見えていた「政治」が、実はとても密接に―—改めて考えると当たり前のことですが―—関わっているのだと実感しています。私たちの暮らしのルールや仕組みの一つ一つが大きな決まりの中で作られていて、しかもその決まり事には私たち市民の声が反映されているべきだということを改めて感じています。ですから、私は、「私たちのまちをつくるのは私たち以外にいない」ということを皆さんにお伝えして、これからの福山をみなさんと共に思い描いていきたいと思っています。みなさん、一緒に福山を面白い街に育てましょう!